デート～恋とはどんなものかしら～杏Ｘ長谷川博己 [感想・ひとこと]
杏Ｘ長谷川博己
『デート～恋とはどんなものかしら～』について
「月9」出演を聞いての感想や 台本の面白いところ
思わず笑ってしまったところ 依子と巧の愛すべき部分について
また 演じられる役とご自身の共通点や
杏さんは巧について、長谷川さんは依子について
どう感じているかを語っています
・・・・杏さんは・・・・
久しぶりのフジテレビの連続ドラマですし
「月9」にヒロインとして出させていただくことに驚くとともに
「これは頑張らなくてはいけない」と思いました
それと 古沢（良太）さんの台本が本当に本当に面白いので
そこも楽しみだと感じました
キャラクター全員が愛おしくなるくらい はっきりと個性があって
ちょっと変わっているけれども憎めなくて
「こんな人が周りにいたら、相当面白いだろうな」という人たちばかりなんです
しかも、その会話の応酬が素晴らしくて
「なんでこんな発想が生まれるんだろう」と
古沢さんに対して興味がわくほどの内容だと思いました
こんなに問答無用で面白いと感じたり 読んで声を出して笑うなんてことは
今まであまりありませんでした
面白いとしか言えないのが歯がゆくもあるんですが
とにかく「面白い！」です
恋愛経験もない真面目な依子（杏）が
「それは、下ネタじゃないの？」というとてつもないことを
言い始めたりする部分に笑ってしまいました
変わり者の依子や巧（長谷川）を傍から見ている鷲尾さん（中島裕翔）とか
依子のお父さん（松重豊）も相当おかしいなって（笑）
全然 噛み合わないところが…
依子と巧の愛すべきところは
すべてを真剣にやっているところでしょうか
例えば 恋愛したい、結婚したいということにも
あまり邪心がないと言いますか……
でも ちょっとずれている方向に突き進んでいくんですよね
いろんなベクトルがまったく一般的ではなくて
だからこそ交差しちゃう みたいなところが面白いし
愛すべきところかな と思いました
役との共通点は
ここまでではありませんが 理解できるところはあります
今まで生きてきて「普通って何だろう？」と考えることが多く
「もしかしたら 普通の道ではないのかな？」と
自分の立ち位置を感じることもありました
だからといって そっち（普通）に行きたいかというと
多分「私はこれがいい！」と思って頑固に生きているんだろうなって（笑）
そんなところは 依子に似ていると感じています
・・・・長谷川博己さんは・・・・
まさか「月9」に出られるとは思っていませんでしたが
すごく嬉しかったです
僕が演じる巧というキャラクターはちょっと変わっていますけど
こんなに面白い作品に出演できるのもなかなかないことですので
楽しみだな、と思いました
台本がとても面白いんです
古沢さんをすごいと思いつつも
「よくこんなことを思いつくな」と悔しい気持ちにもなるくらいで（笑）
時間が交差したり 戻ったりする組み合わせも面白いですし
ニール・サイモンの戯曲にも通じる 知的でありながら
トリックがいっぱいあるようなところもそうだし
「もう何もかもが素晴らしい！」と感動しています
僕も杏さんと同じように 読みながら笑ってしまって
そんなことが今まであったかな と思うと 今回が初めてだなって
女性はよく上目遣いをすると言われますけど
そこを斜めに見た古沢さんの言葉や表現に笑ってしまいました
ほかにもたくさんあるんですけど
言い過ぎるとネタばれになっちゃいますから…
あと“高等遊民”を自認する巧の考えも
「え、そんなこと言っちゃうんだ？」と思いながらも
的を射ているところがあって
そういうブラックユーモアがあるところにも笑ってしまいました
自分は“高等遊民”だと言って働かず
文化や教養を深めることだけをして過ごす巧の生き方は
視聴者の方から反感を買うことがあるかもしれません
でも 日本の文化的レベルをさらに上げるという意味でも
個人的には悪くない生き方だと思いますし こういう人にいて欲しいです
古沢さんには 僕が巧を演じれば大丈夫だと
言葉をいただいているんですが
愛すべきキャラになっていればいいなと思っています
巧のちょっと物を斜めに見るようなところは
僕に似ているかどうかは別にして共感できます
世の中で「正しい」とされることでも
「それは、本当はこうなんじゃないかな？」と思うことは
僕自身よくありますので
依子さん…うーん 難しいですね
かなり合理的と言いますか
突然性的な質問をぶつけてくるような面白い人で
そんな女性 なかなかいないですよね
キャラクターとしては面白いと思いますけど 実際にいたら…難しいですね
デート～恋とはどんなものかしら～巧の母 風吹ジュンさんの感想 [感想・ひとこと]
高等遊民 巧の母を演じている 風吹ジュンさんの感想
風吹ジュンさんといえば
以前は キュートでちょっと魔性を感じさせる女優さんでしたが
年齢を重ねるごとに 不思議な魅力をもった女優さんになられましたね！
そんな風吹ジュンさんが
高等遊民を自称する 息子 巧と
ドラマに出演しての感想を語っています
・・・・・
融通の利かない超理系女子と
自分で「高等遊民」と言ってしまうニートのラブストーリーなんて
今の時代にドンピシャですよね！
携帯電話の影響だと言われていますけど
最近は異性とのお付き合いがとっても苦手という若者が増えていますものね
コンビニもネットもありますし
わりといい環境で 孤立して生きることができますから
そうなれば当然 巧（長谷川博己）のような「高等遊民」は
どこの家にいてもおかしくないかもしれないですね
逆に女性はとっても元気で
お金も持っていて自立している人が増えてきました
美味しいレストランに行っても店内は女性ばかりで
男性は女性に連れられた方が多いような気がします
女性の 男性を見る目も肥えているから
異性とのお付き合いが苦手な男性は
取り残されがちになってしまいますよね
依子さん（杏）の場合は
そういう女性とはちょっと違いますけど…
でも こんな時代の ある意味で先端を行くふたりを主人公に
ここまで面白い台本を書いてしまう古沢良太さんは天才です
笑いどころが満載で
もう読んでいてゲラゲラ笑っちゃうの
台本を読んでこんなに笑ったのは初めてじゃないか というくらい
次の展開もまったく読めないので
新しい台本を読むのが いつも楽しみです
・・・・・ とのことでした
デート～恋とはどんなものかしら～依子の父 松重豊さんの感想 [感想・ひとこと]
依子の父親役を演じている 松重豊さんの感想です！
auのCMでも おもしろいキャラクターを発揮している
松重豊さんの
『デート～恋とはどんなものかしら～』
父親としての気持ちと一緒に 語っています
・・・・・・
僕にも成人した娘がいますので
「この子は将来、どういう人とどういう形で幸せになるんだろう」と
俊雄のように思うことがあります
それから 幸い僕には女房がいますので
「もしも女房がいなくなったら
やっぱり俊雄みたいに仏壇に向ってブツブツ言うのかな？」なんて
想像することも（笑）
そうやって
状況やセリフの一つひとつを自分と置き換えられるのも
今回のドラマの面白いところです
古沢良太さんが書くセリフは小気味いいといいますか
本当にリズミカルなので舞台を見ているような感じで
声を出して笑ってしまうことがあります
言葉の使い方が巧みだから
長セリフの応酬でもわりとスッと体に入ってくるので
掛け合いの芝居が面白くなる理由もわかるな と感じています
だけど最初は
こんな変人ふたりのおかしな恋愛ドラマを
よく「月9」で放送するなぁ と思いました（笑）
とはいっても
現代らしいテーマの恋愛ものですし
俊雄の娘の依子（杏）と巧（長谷川博己）の
変わりもの同士の 恋の行方を
楽しみにしています！
・・・・・・ とのことでした
高等遊民が 愛ってなんですか？ [感想・ひとこと]
この『デート ～恋とはどんなものかしら～』では
杏さん演じる依子さんと長谷川博己さん演じる巧さんが
デートを重ね
恋とはどんなものかしら～～～～って お話が進んでいきます
超合理主義の依子と 高等遊民を自称する巧
二人とも 愛だの恋だの言うような 精神的なものを無視し
結婚は契約だと言い放つ
長谷川博己さんといえば
最近は『新型ムーブ』のCMでご活躍ですね！
『新型ムーブ』のCMでは
次世代型アンドロイドのトリセツ（小松菜奈さん)が
『愛ってなんですか？』って言うのに対して
サラリーマン風の長谷川博己さんが ？？？ って言う顔をします
ところが
このドラマでは 超合理主義の依子と高等遊民の巧みが
『愛ってなんですか？』なんですよね
なんだか面白いですね！
依子が 恋愛についてリサーチした情報で
男性に好かれる女子の顔ということで
『上目遣いのアヒルくち』をする杏さんがとってもカワイイ！
好感度上昇中です！
もちろん視聴率もグングンうなぎ昇りってとこですね！
